外交部(外務省)の27日のプレス・ブリーフィングで、李保東外交副部長(外務次官)、程国平外交副部長(外務次官)、朱光耀財政副部長(財政次官)、易綱中国人民銀行副総裁が、習近平国家主席のトルクメニスタン、カザフスタン、ウズベキスタン、キルギス訪問、第8回G20サミット出席、第13回上海協力機構首脳会議出席について説明し、国内外の記者の質問に答えた。
■トルクメニスタン、カザフスタン、ウズベキスタン、キルギス公式訪問について(程副部長)
中国と中央アジア諸国は友好的近隣国、重要な協力パートナーであり、長い友好的交流の歴史を持つ。1992年の国交樹立以来、中国と中央アジア諸国との関係は良好な発展基調を保ち、世界の注目する発展の成果を上げた。政治的相互信頼の水準は高まり、互恵協力は実り豊かな成果を上げ、戦略面の協調を強化している。現在、国際・地域情勢は複雑に、深く変化しており、中国と中央アジア諸国は安定維持、発展推進において同じ課題に直面している。習主席の中央アジア初訪問と上海協力機構サミット出席は、今年の重大な外交活動であり、中国と中央アジア諸国との関係の深化、上海協力機構の健全で安定した発展にとって重要な意義を持つ。
中央アジア4カ国歴訪中、習主席は各国元首と公式会談を行い、各国首相、国会議長ら主要指導者と会見するほか、共同宣言など政治・協力文書に署名する。習主席は中央アジア各国の指導者と2国間関係の深化、各分野の互恵協力の推進などの問題について踏み込んで意見交換するとともに、新たな協力提言を行い、中国と中央アジア諸国の2国間関係の水準を全面的に引き上げる。双方は関心を共有する重大な国際・地域問題についても踏み込んで意見交換し、立場の協調を図る。習主席はカザフスタンで演説し、中国新指導部の対中央アジア外交政策を系統立って明らかにする。(編集NA)
「人民網日本語版」2013年8月29日