中国の爆撃機の飛行について、テレビ朝日の9日の報道によると、小野寺五典防衛大臣は9日、「やはり9月11日は、日中間で一つの緊張感が発した一つのきっかけの日でもある。1年たつということで、私どもとしてもしっかりした対応が必要だ」と述べた。9日未明に静岡県の浜松基地から早期警戒管制機「AWACS」が飛び立つなど、警戒監視を強めている。
尹卓氏は、日本の防空識別圏の設定は異常に広いと指摘する。中国の飛行機が大陸から東中国海へ飛行すれば、日本側は識別圏に入った見なし、戦闘機を飛ばして警戒に当たる。また、日本は毎年中国に対して500回以上に渡り近距離偵察を行っており、米軍も300回余り行っている。なぜ日本側はこれについて口を閉ざしたままなのか。中国の艦艇、爆撃機の活動は公海海域、空域で行われているものであり、日本が「中国の軍事的脅威」と大げさな報道をするのは全く道理に合わないと尹卓氏は指摘する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年9月10日