26日午前に開幕した第9回北京-東京フォーラムの中日来賓対話に参加する日本の宮本雄二元駐中国大使(日中関係学会会長)。
聴衆の中には北京市内の大学の教員や学生の姿が多く見られた。北京外国語大学日本語学部の安建勲さんは人民日報の記者に「政治分科会では、中日双方の来賓は立場は違うものの、いずれも解決策を探るために率直で誠意ある交流を行っていた」と語った。
フォーラムのボランティアは若者が多く、日本人の学生も少なくなかった。清華大学国際関係学部の田中碧荷さんは人民日報の記者に「フォーラムには40人余りのボランティアがいて、その半分は日本人学生だ。中国に留学してすぐに、このように重要な中日間のパブリック・ディプロマシー活動に参加できたことを大変光栄に思う」「中日両国はかねてより青年交流を重視しており、両国の平和友好発展の希望は若い世代にある」と語った。