中国現代国際関係研究院副院長の袁鵬氏は3日、環球時報の記者に対して、「バイデン氏による、中国の防空識別圏に対する態度が、日本を満足させることは決してない。バイデン氏の態度は、中日の発展バランスを重視する第二次オバマ政権の外交的特徴を示した。スーザン・ライス国家安全保障問題担当大統領補佐官は『アジアにおける米国の未来』を発表し、第二次オバマ政権のアジア政策を詳細に説明した。そのうち最も重要な内容は、米国が中国と共に新型大国関係の実働化を模索することだ。バイデン氏の訪中も、オバマ政権の新たなアジア政策の一環である。しかし米国は中国との新型大国関係の発展が、日本の疑いを招くことを懸念し、日本を初の訪問先に選んだ」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年12月4日