疑念に包まれる中日関係、より危険な境地へ

疑念に包まれる中日関係、より危険な境地へ。 中国の平和的な台頭の主な外部の脅威は、どの国から来るだろうか?この答えは当然ながら、米国と日本だ。かつては米国が主人で、日本が従卒であった。日本は主に米国に従い中国を抑制していた…

タグ: 中日関係 隣国 安全 

発信時間: 2013-12-17 13:57:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国の平和的な台頭の主な外部の脅威は、どの国から来るだろうか?この答えは当然ながら、米国と日本だ。かつては米国が主人で、日本が従卒であった。日本は主に米国に従い中国を抑制していた。しかし米国が最前線から退いた今、日本は中国と周辺諸国の関係に不和をこしらえ、国内で改憲・軍拡のペースを加速している。中米関係と比べ、中日関係はより危険だ。

まず中日関係は対称の関係であり、双方の実力が拮抗しており、戦略も対称的だ。中米関係は、非対称的な関係だ。米国は世界的な大国であり、その戦略は世界的なものだ。中国は開発途上国であり、まだ世界的な大国ではなく、その戦略は地域的なものだ。また米国の優勢は軍事力と抑止力にあり、米国の戦略は攻撃的だ。しかし中国は米国に対して、非対称的な戦略を講じている。中国は米国と争わず、その矛先に立たず英気を養っている。中国の戦略は防御的である。衝突・戦争は、双方が対立し互いに譲歩しないことで、対立がエスカレート・激化した場合に生じる。つまり中日関係は、中米関係より危険であることになる。

次に中日は隣国であり、直接的な領土係争を抱えており、他にも歴史問題や民族主義的な心の凝りが残されている。日本が右傾化を続け、改憲・軍拡を求めるさまざまな行為は、中日関係の火に油を注いでいる。その一方で、親中派の声がナショナリズムから圧力を受けている。鳩山由紀夫元首相が歴史の真相を説明し、日本の右翼に対して冷静な態度により軍国主義を回避するよう求めたが、日本の一部のネットユーザーや防衛相から「国賊」と呼ばれた。安倍晋三首相は釣魚島(日本名・尖閣諸島)問題について、「一歩も譲歩しない」と暴言を吐いている。中国は領土問題において譲歩の余地を持たず、真っ向から対立する戦略を講じざるを得ない。これと比べ、中米は隣国ではなく、直接的な領土係争を抱えていない。米国が中国を抑制しようとするのは、中国が米国を追い抜き、米国の覇者としての地位を脅かすことを予防するためだ。中米にはまた戦争の狂人とナショナリズムの傾向が出現しておらず、双方はいずれも理性的だ。

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