年に1度の省級地方両会が相次いで開催されている。全国31省(直轄市、自治区。以下同)のうち安徽省、海南省、湖南省が春節(旧正月。今年は1月31日)後に開催するほか、昨日までに13省ですでに閉幕し、15省で開催中だ。昨年末に「八項規定」が打ち出されて以来、2回目の地方両会だ。厳しい規則の下、会期の短縮、花を飾らない、送迎を用意しないなどの規定がしっかりと実行されている。この他、灰皿を置かない、出稼ぎ労働者の代表を傍聴に招待するといった自主的な措置も会場内外でよく見られる。専門家は今年の地方両会の特徴として倹約、実務的、効率的を挙げる。新京報が伝えた。
■双方向性:政協会議をネット中継
今年の一部の地方両会は初めてネット、微博(ウェイボー)、微信(WeChat)などで中継され、透明性と公開性が高まった。北京市政協の宗朋報道官によると今年の会議は一段と開放され、透明で、17日の大会発言も初めてネットで中継される。
新華社の報道によると、15日に閉幕した雲南省昆明市人民代表大会会議では、同市人民代表大会弁公庁の公式微博アカウントが初めて使用され、一部会議がリアルタイムで中継された。また、会期全体を通じてタイムリーに情報を発表し、行政微博アカウント複数に転載し、市民による「傍聴」に便宜を図った。山東省菏沢市の両会も初めて市人民代表大会と市政協の公式微博アカウントを通じて中継し、インターネットユーザーとの交流を行った。会期中の微博の累計閲覧数は延べ7万人を超えた。
「人民網日本語版」2014年1月23日