中国外交部の華春瑩報道官は9日、ウクライナ問題について質問を答えたときに、中国側は関連各方面が引き続き現在の緊張した情勢を緩和する行動を取ることを支持すると表明した。
当日の定例記者会見で、ある記者が次のように質問した。ロシアのプーチン大統領はこのほど、ロシアはすでにロシアとウクライナの国境地帯から軍隊を撤退させ、ロシアは全力でウクライナ危機を解決し、国際平和に最も積極的な態度を取ると称した。また、プーチン大統領はウクライナ東部の民間武装勢力が5月11日に予定している住民投票を延期するよう呼びかけたという。中国側はこれに対しどのように評するのか。
華春瑩報道官は、中国側は関連各方面がウクライナ危機を政治解決しようと建設的に努力していることを歓迎し、各方面が引き続き現在の緊張した情勢を緩和する行動を取り、ウクライナ危機の政治解決のプロセスを推進することを支持していると述べた。
「新華網日本語版」2014年5月10日