中国がエアクッション揚陸艦の配備を強化、米日を圧倒

中国がエアクッション揚陸艦の配備を強化、米日を圧倒。 中国は4月に広州市で、ウクライナから提供された設計図を使い、1隻目のポモルニク型エアクッション揚陸艦の組立を完了した…

タグ: エアクッション 揚陸艦 ウクライナ

発信時間: 2014-08-07 15:47:07 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国は4月に広州市で、ウクライナから提供された設計図を使い、1隻目のポモルニク型エアクッション揚陸艦の組立を完了した。ウクライナは中国に、すべての設計図、ファン、エアクッションなどの重要部品を提供した。今後は、中国人による国産化が始まる。契約内容によると、ウクライナは中国に同揚陸艦を2隻提供し、中国が自ら2隻を組み立て、1隻の追加組立権を保留する。中国海軍陸戦隊は、すでに3隻の同揚陸艦を保有していることになる。カナダ軍事専門誌『漢和ディフェンスレビュー』(電子版)が7月30日に伝えた。

生産計画全体は、4隻のみに留まらない。クリミアはロシアに返還されたが、中国は優れたコピー能力により、今後数年間で同揚陸艦を独自生産できるようになるはずだ。中国海軍は近年、各種大型水上艦と056型護衛艦の生産を急ピッチで進めていることから、台湾海峡の政治・軍事情勢をにらみ、同揚陸艦を海軍陸戦隊に20隻以上配備する可能性がある。これに726型エアクッション揚陸艇が加われば、エアクッション揚陸艇・揚陸艦の規模が50隻に達する可能性さえある。中国が同揚陸艦を輸出すれば、ロシアの輸出にも影響が及ぶ。

ガスタービン機関にはウクライナ製のGTG100Kが採用されている。中国はウクライナ製のガスタービンの技術的特徴を熟知しており、UGT25000ガスタービンのライセンス権を取得している。中国はGTG100Kのコピー能力を持つ。このガスタービンは中国製の726型にも配備されている。ポモルニク型はこれを3基使用しているが、726型は2基のみとなっている。

ポモルニク型と726型の組み合わせは、台湾、東中国海・南中国海における係争中の島の奪還方法を根底から覆し、伝統的な渡海作戦を、視程外距離の海を跨ぐ作戦に格上げするだろう。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年8月7日

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