童氏は、「中国が受動から能動になり、九一八事変を記念することは、世界の平和を損ねる日本に対する積極的な反撃だ。中国は今年より、中国侵略の暴行に関する一連の証拠を公開し、抗戦記念活動を大々的に執り行っている。これは中国が日本の右翼勢力の、たけり狂った挑発に積極的に反撃していることを示す」と指摘した。
全民族抗戦勃発77周年、甲午海戦(日本名・日清戦争)120周年、第一次世界大戦100周年と、今年7月だけでも中国は3回の戦争関連の記念活動を行った。中国は9月3日に初の抗戦勝利記念日を迎え、首都各界で盛大な記念活動が執り行われた。
童氏は、「これらを背景とし、九一八の記念が重みを増している。九一八事変は中国の抗戦の出発点だ。これを記念するのは歴史をより良く銘記し、中国人を奮起させるためだ。国が強くなれば、国恥の再演を防げる」と語った。
童氏は、氷河期を迎えた中日関係について、「中国は戦後の国際秩序、反ファシズム戦争の勝利の成果を維持する行動により、日本の右翼勢力と衝突した。しかし真理は中国側にある。日本は氷河期を抜けるため、歴史を正視し、中国の領土保全を尊重し、中国侵略を心から謝罪するべきだ」と強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年9月18日