「ロシアのプーチン大統領がオーストラリア・ブリスベンでのG20サミットに出席した場合、マレーシア航空の旅客機MH17便がウクライナ上空で撃墜されたことについてプーチン氏と対決する」
―――オーストラリアのアボット首相
2014年10月、アボット首相はインタビューに対し、ロシアのプーチン大統領が11月にオーストラリアのブリスベンで行なわれるG20サミットに出席する際、プーチン氏と対決し、マレーシア航空のMH17便撃墜事件で犠牲になったオーストラリア人の「敵を討つ」構えを見せた。
この発言のあと、多くの評論家がアボット首相の言葉はふさわしくないと批判。プーチン氏はこの件について直接コメントしなかった。ロシア在オーストラリア大使館の第3秘書のアレクサンドル・ オドエフスキー氏は、「ロシア大使館はアボット氏の発言は強硬的な態度である上に幼稚だと見ている」とした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年12月19日