第3に、発展と改革開放を進める中での国家安全の促進を堅持する。まさに経済発展と改革開放に基づいてこそ、国家安全を揺るぎないものにし続けることができ、国民生活を向上改善し続けることができ、中華民族の偉大な復興という奮闘のビジョンもあり得る。
第4に、綱要は正しい義利観を堅持し、全面的な安全保障、共通の安全保障、協調的安全保障、持続可能な安全保障を実現するとした。中国は国益を積極的に守ると同時に、世界各国の共同繁栄と共通の安全保障を促進する。綱要は大国間関係についてしっかりと策を練り、周辺安全保障環境を形成し、発展途上国との団結協力を強化し、地域と世界のガバナンスに積極的に参加し、地球の自然環境と国際秩序の改善のために一層の責任を担うことを強調した。
第5に、平和的発展の道を堅持する。「和をもって貴しとなす」は中国の文化伝統の精髄だ。西側大国の台頭の道は常に残酷な戦争と殺戮を伴った。中華民族の復興は西側大国の台頭時の方法を打ち破り、平和的発展による民族復興実現の先例となる必要がある。
第6に、積極防御の国防政策を堅持する。他国に侵害されない限り、他国を侵害しないとの原則、および自主防衛作戦方針は新中国成立以来60年余りの伝統だ。新たな情報化戦争条件下において、われわれは十分に整った戦争準備と積極防御作戦によって侵略戦争に対処し、新たな人民戦争モデルによって全ての侵略者を打ち負かす。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年1月26日