中国の周辺各国、潜水艦の発展に意欲 日本は艦隊規模拡張

中国の周辺各国、潜水艦の発展に意欲 日本は艦隊規模拡張。 海外メディアでは最近、中国海軍の装備刷新をことさら取り上げる報道が繰り返され、中国の保有する潜水艦もそのターゲットとなっている。例えば中国には各種潜水艦が60隻あり、最新型の096型戦略ミサイル原子力潜水艦は、射程距離1万1千kmを超える潜水艦発射弾道ミサイル24個の搭載が可能だといった報道だ…

タグ: 周辺国 潜水艦  軍艦

発信時間: 2015-01-26 13:37:05 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

海外メディアでは最近、中国海軍の装備刷新をことさら取り上げる報道が繰り返され、中国の保有する潜水艦もそのターゲットとなっている。例えば中国には各種潜水艦が60隻あり、最新型の096型戦略ミサイル原子力潜水艦は、射程距離1万1千kmを超える潜水艦発射弾道ミサイル24個の搭載が可能だといった報道だ。だが海洋権益の争奪が激化する中で、軍事力とりわけ海軍力の強化を進めているのは中国の周辺各国も同様である。外洋で「神出鬼没」する強力な攻撃力である潜水艦には各国の注目度が高い。

日本:頻繁な更新で最新型を維持

日本は、潜水艦を自前で開発・製造できるアジアで数少ない国の一つである。日本海上自衛隊の潜水艦隊は世界で最も進んだ潜水艦隊の一つとなっている。海上自衛隊が16隻保有している最新型の「そうりゅう型潜水艦」は、非大気依存推進(AIP)システムを搭載し、在来型潜水艦をはるかに超えた潜航能力を誇る。

報道によると、海上自衛隊はほぼ毎年、潜水艦1隻を退役させ、新たに1隻を就役させるという形で、潜水艦隊の最新性を維持ししてきた。日本はこのため、就役から間もない最新型の潜水艦隊をそろえていると同時に、休眠中の数多くの潜水艦を保持している。戦争が起きれば、潜水艦隊をごく容易に拡張することができる。

日本はその潜水艦保有数には飽き足らず、現役潜水艦隊の規模拡大を目指している。防衛省は2021年までに潜水艦隊規模を22隻に拡大し、在来型潜水艦分野での優位性も強化し、「量と質との結合」によってアジア太平洋の海面下のコントロール能力の向上をはかっている。

報道によると、防衛省高官は「潜水艦は人工衛星でも探知できない『海の忍者』。22隻態勢になれば、抑止効果は大きい」と語った。海上自衛隊の野心は在来型潜水艦の量的拡張にはとどまらず、原子力潜水艦の製造と保有にまで広がっている。

日本は近年、中国海軍の「強力な潜水艦作戦能力」に対抗するため、原子力潜水艦の自前製造を議題に上げている。ただ日本のあるメディアは、異論もある弾道ミサイル原子力潜水艦に手を付けるよりは、攻撃型原子力潜水艦の装備をまず検討すべきで、その場合は米国からの購入が選択肢となると報道している。

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