ロシアメディア・スプートニクは10月20日に日本メディアの情報を引用し、米国が横須賀港に2隻目となるイージス艦を派遣すると報じた。米国はまた2017年に、日本に計3隻のイージス艦を配備する計画を立てている。
全長153.9メートルのミサイル駆逐艦「ベンフォード」が日本に到着した。米国はこれによってアジアのパワーバランスを整え、中国と朝鮮をけん制する。米国は2020年までに、過半数の軍艦を同地域に配備することになる。
米国は2015年6月、イージスシステムをアップグレードしたミサイル巡洋艦「チャンセラーズビル」を、横須賀港に派遣した。日本もイージスシステムのアップグレードに参与し、米国に新たなコンピュータソフトの提供を開始すると報じられていた。日本企業はイージス艦向けに、画像表示・戦闘データのソフトを開発した。このソフトにより軍艦間でターゲットに関する情報を交換できる。これには軍艦、航空機、弾道ミサイル、対艦ミサイルの飛行データが含まれる。
自衛隊は4隻のイージス艦を保有しているが、対艦ミサイルに対処できず、自艦が発見したターゲットしか認識できない。新たに開発されたシステムは、この弱点を補うことができる。
NHKによると、自衛隊は2021年3月に、日本製ソフトを搭載した新型イージス艦を2隻追加する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年10月
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