安倍氏の謝罪を催促
数名の日本の韓国問題専門家は27日、安倍氏は日韓首脳会談で「慰安婦」問題を避けるのではなく、韓国側に問題を解決する政治的態度と決意を表明すべきだと主張した。
共同通信社によると、東京大学の和田春樹教授は、安倍氏が会談で韓国側とともに「慰安婦」問題を解決する姿勢を示せば、問題解決は転換点を迎えると話した。
韓国学を研究する東京大学の木宮正史教授は、安倍氏は8月の安倍談話で女性の人権侵害問題に2回言及し、「慰安婦」問題もこの範疇に入ることから、日本側は謝罪すべきだと考えている。
神戸大学国際協力研究科の木村干教授は、日本政府が旧日本軍が「慰安婦」を強制連行したことを認め、謝罪する「河野談話」を受け継ぐと表明し、「慰安婦」に対して責任を負うという公的立場を認めた以上、安倍氏は謝罪せざるを得ないとの考えを述べた。
また木村氏は、「河野談話」を尊重すると言いながら謝罪しないのは矛盾しており、日本政府は「慰安婦』問題の交渉に消極的だが、これが避けて通れない問題であることを認識すべきだと述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年10月30日