中国・中東欧の協力に、新たな原動力を注ぐ

中国・中東欧の協力に、新たな原動力を注ぐ。

タグ: 習近平国家主席 セルビア ポーランド

発信時間: 2016-06-17 15:59:31 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国と中東欧の外交が、2016年に盛り上がりを見せている。中国の国家元首による初のチェコ訪問からわずか3ヶ月内に、習近平国家主席は再び中東欧に向かい、セルビアとポーランドを訪問する。伝統的な友好を強化し、実務的な協力を促進し、発展の成果を共有する。中国―中東欧関係が、発展の新たなページをめくろうとしている。

中国と中東欧諸国の貿易額は2015年に562億ドルに達し、2010年比で28%増となった。双方の貿易構造が改善を続け、貿易分野が拡大を続けている。中国企業は現在、中東欧諸国に50億ドル以上を投資しており、中東欧16カ国の中国での投資も12億ドルを超えている。

中東欧16カ国は、いずれも「一帯一路(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)」沿線国だ。中東欧諸国のうち7カ国が、中国と「一帯一路」政府間了解覚書に調印している。

米フォーブス誌(電子版)は、「中国はブタペストとベルグラードを結ぶ高速鉄道の建設に参与し、資金援助している。同鉄道はギリシャのアテネまで延長される。ブタペスト〜ベルグラードの列車移動時間は、8時間から2時間半ほどに短縮される。中東欧諸国のすべてが、シルクロード経済ベルト上の中国と欧州を結ぶ中枢になろうとしており、中国との合意を目指すことで、地域における地位を高めようとしている」と報じた。

セルビアにおいて、中国企業はドナウ川をまたぐゼムン・ボルカ橋、ベルグラード〜ブタペスト高速鉄道を建設し、現地の発電所を改築し、セルビアE763高速道路の2区間を建設した。在中国セルビア大使は一帯一路について「中国企業、インフラ整備に尽力する中国金融機関との協力により、セルビアは実施中の再産業化戦略を、一帯一路と結びつける準備を整えている」と熱く語った。

 

1   2   3    


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。