第一次世界大戦後の1921年、世界は依然として騒然としており、中国共産党の誕生は上海の巷の「些細な出来事」に過ぎなかった。95年後、平和と発展が世界でより深く根ざし、中国共産党は世界最大規模の与党になった。その誕生日は、注目を集める「国際イベント」となっている。
米AP通信、仏AFP通信、英フィナンシャル・タイムズ、スペインABC紙、シンガポール華字紙・聯合早報など、国際社会はなぜ中国共産党創立95周年記念活動に注目しているのだろうか。海外メディアが習近平総書記の、7月1日の重要談話(七一談話)を相次いで称賛しているのはなぜだろうか。
(一)国を興し民のために為す中国共産党。西側の近現代政党制は開始より数百年に渡り、資本主義文明と共存共栄してきたが、現在はモデルチェンジの課題と衰退の苦境に直面している。一部の西側政党は金権政治と党の争いに深くはまっており、政権運営前は空虚なことばかりを言い、政権運営中には実務的なことをしない。党の利益は往々にして、国と国民の利益の上にある。それとは異なり、中国共産党は常に発展を政権運営と国家興隆の最優先事項とし、国民に奉仕するという根本的な主旨に全身全霊を傾け、改革に取り組み、悪を取り除き正を奨励している。
ブラジル中国問題研究センター長のロニー・リンス氏は、「中国共産党の力強い政権運営能力は、多くの国を驚かせている。中国共産党は国民の声に耳を傾け、党の政策に国民の意向を反映させ、国民から支持を勝ち取っている」と述べた。
(二)中国の道を切り開く。ある学者は冷戦後、西側の民主と自由の勝利を喜び、歴史がこれにて「終結」すると判断した。しかし歴史は終結しておらず、終結することもない。中国共産党は中国人を率いて、中国の特色ある社会主義の道を歩み、人類社会の発展の歴史における驚異的な発展の奇跡を創造した。特に西側世界が金融危機による変動、さまざまな思想による衝撃を受けるなか、中国の道はその優位性を際立たせている。