中国の外交 2016年回顧と17年展望

中国の外交 2016年回顧と17年展望。

タグ: 中国 2016年の外交

発信時間: 2016-12-30 15:47:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

二 ブラックスワンが多発、世界の政治の動向に影響

2016年は多事多難の一年だった。世界で大きな動きが続き、さらに「ブラックスワン」が多発した。国際政治の不確定性が高まり、政治の動向にも変化が生じた。

米大統領選で、「ダークホース」のトランプ氏が奇跡の逆転勝利を収め、大統領の称号を獲得した。英国の国民投票でEU離脱が決まり、キャメロン首相が辞任し、EUに激震をもたらした。政治生涯を順調に歩んでいた朴槿恵大統領の「崔順実ゲート事件」が突如発覚し、政界も民間も騒然とした。朴大統領は事態を収拾できず、辞任を強いられている。イタリアのレンツィ首相とニュージーランドのジョン・キー首相が、同日の12月5日に辞任した。トルコのロシア大使が12月19日に殺害された。

経営者出身のトランプ氏と富豪閣僚は、米国をどこに導くのだろうか。中国との新たな貿易戦を展開することはあるだろうか。英国のEU離脱とイタリアの国民投票の失敗による金融市場の変動は、もとより団結力が不足していたEUにどのような影響をもたらすだろうか。さらに1年内に米国、ブラジル、英国、韓国、イタリア、タイ、ニュージーランドなどの各国の大統領・首相が代わった。これは世界の政治にある程度の変化をもたらし、その動向に影響を及ぼすだろう。

 

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