バトンタッチ:中国が上海協力機構の2018年度輪番議長国に
中国はアスタナ首脳会議後、上海協力機構の輪番議長国になり、2018年に首脳会議を開く。上海協力機構の協力の重要なリーダー・推進者である中国の指導者が、上海協力機構の発展と協力にどのような方針を示すかが世界から注目される。
2001年6月に設立された上海協力機構は、初めて中国の都市名から命名された国際組織だ。設立当初は新型国際協力理念を提唱し、新型国家関係の構築を模索し、「相互信頼、互恵、平等、協議、文明多様性の尊重、共同発展の模索」という「上海精神」を樹立した。発展の中で、協力・ウィンウィンの新型国際関係のモデルを構築した。
習主席が首脳会議に出席中、中国側は「上海精神」の発揚の継続を提案し、団結と相互信頼の強化、安全・経済・人文・組織建設・対外交流などの協力の深化に関する提案と主張を行う。輪番議長国となる中国側の構想について説明し、各国と共に上海協力機構の新たな発展の実現を促す。
これまでの事業を受け継ぎ、共に未来を目指す。王氏は「中国は今回の首脳会議後、上海協力機構の輪番議長国となり、2018年に首脳会議を開く。中国はホスト国外交の強みを発揮し、上海協力機構の発展に中国の提案とプランで貢献できる」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年6月7日