資料写真:海上合同軍事演習「マラバール2016」
米国、日本、インドの海上合同軍事演習「マラバール2017」が10日に開幕した。この演習は「3国空母がベンガル湾で展開する初の対潜戦」と言われ、空母、原子力潜水艦、通常型潜水艦、巡洋艦、駆逐艦などの各種の先鋭装備が参加し、中国の潜水艦をターゲットにする。
インドNDTVウェブ版は9日、中国とインドが国境地帯で対峙する中、米日印の約15隻の戦艦と数十機の各型式の戦闘機がこの大規模な演習に参加すると伝えた。米国からはニミッツ級航空母艦のほか、ミサイル巡洋艦「プリンストン」、ミサイル駆逐艦「ハワード」、「シャウプ」、キッド級ミサイル駆逐艦、ロサンゼルス級原子力潜水艦が参加。主催国のインドは「ヴィクラマーディティヤ」空母、ステルス護衛艦と駆逐艦2隻、駆潜艇、キロ型潜水艦、タンカーからなる巨大艦隊を派遣。日本からはいずも型ヘリコプター搭載護衛艦、「さざなみ」護衛艦が参加する。
インド紙『The Tribune』は、3国の艦隊が本国最強の空母に率いられて参加するのは極めて珍しく、中でも2013年11月就役の「ヴィクラマーディティヤ」空母は初の外国の軍艦との全面的な戦闘演習になると伝えた。