複数のロシアメディアによると、プーチン大統領は20日、ロシア国防省の「2030年までの海軍発展計画」に署名した。米国などの海軍強国の性能を上回る空母を開発すると明記された。
RIAノーボスチの報道によると、ロシア国防省のユーリ・ボリソフ次官は先ほど、ロシアは2025年までに新しい艦載機搭載型の巡洋艦を着工させると表明した。また最終的な決定は、ロシアの次世代空軍装備品の発表後に下されると強調した。
ロシアの「空母」は、艦載機搭載型巡洋艦
ロシアメディアによると、ロシアが開発中の艦載機搭載型巡洋艦は、23000E「シトロム」のみだ。公開された情報によると、この未来の戦艦の全長は約330メートル、幅は40メートル、最大航行速度は30ノット、自給力は120日で、航空機とヘリを90機搭載できる。また初めて電磁カタパルトを搭載し、艦載機の発艦を大幅に簡略化する。しかし専門家は、その工期は少なくとも8年に達し、2025年までに建造を開始したとしても、海軍就役は2030年以降になると予想した。
垂直離着陸機を搭載か
ロシア・トゥデイ(電子版)によると、ロシア国防省は垂直離着陸艦載機プロジェクトの再始動を検討中だ。これは未来の艦載機搭載型巡洋艦に搭載されるかもしれない。ロシア国防省はまた、艦載バージョンのMiG-35小型戦闘機の可能性を否定していない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年7月25日