歴史と現実:「洞朗対峙」の背後に見えるインドの陰謀と手法

歴史と現実:「洞朗対峙」の背後に見えるインドの陰謀と手法。

タグ:洞朗対峙 インド 

発信時間:2017-08-22 10:15:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 中国外交部がしばらく前に発表した「事実と立場」は、インド側の違法行為をめぐり、国際社会に強いメッセージを発信するものとなった。事実、正義を主張し、中印国境に正しい知識を持つ人の多くは、インドの間違った措置を批判している。マックスウェルは、インド人が自国の政治家に騙され、中国が敵だと勘違いしていると指摘している。

 1890年の条約は、中国と英領インドが共同で締結したものだ。インドは独立後、この条約を継承した。ネルーと中国政府との往復書簡も、インドがこの条約で画定された国境を否定していなかったことを裏付けている。インドは、大きな責任を負った南アジアの大国である。有利な材料だけ持ち出し、不利な材料は避けたり捻じ曲げたりするといった態度は取るべきではない。インド政府はさらに、ブータンを問題に巻き込み、状況を複雑化させようとしている。インドは、中国とインドが締結した「中印国境実効支配線地区における平和と安定の保持に関する協定」と「中印国境実効支配線地区の軍事地域における信頼醸成措置に関する協定」をしっかりと遵守すべきだ。もしもインドが、国境を越えた武装行為をやめず、中印国境地域の平和と安定を壊す行為を続けるならば、インドの国際的な信用を損なうことにしかならないだろう。


(文:張永攀・中国社会科学院中国辺疆研究所西南室副主任)




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