参観の感想を音声で入力する参観者
西エリアから東エリアに向かう廊下では、参観者らは音声メッセージボードを体験できる。参観の感想を音声で入力すると、文字に変換されたメッセージが5秒以内にディスプレイに現れる。メッセージはディスプレイ上に流れ続け、一日の体験者数はすでに1千人余りに達している。
第7展示エリアで軍備模型を鑑賞する参観者
東エリアにある第7展示エリアは、「強軍の目標を実現し、世界で一流の軍隊を建設する」と第された軍事展示エリアである。この展示エリアに足を踏み入れると、壮大で情熱的なバックミュージックに包まれる。092型原子力潜水艦や052D型駆逐艦、電子偵察車両、通信偵査妨害車両などがいかめしく並んだ光景は、いつでも戦場に赴くことができるといった様子だ。
第11展示エリアは特色体験展示エリアである。ここには、中国の「新4大発明」の一つとされる各種のシェア自転車や、無人機やスマート配送ロボットなどの「京東」のスマート物流、空気清浄機やエアコン、冷蔵庫、オーブンなどのハイアールのスマート家電が展示されている。ハイアールのスタッフによると、同社の空気清浄機は、煙霧指数に応じて運転モードを自動調節し、エアコンとも連動して、室内温度を快適な範囲に維持することができる。スマート家電のうち冷蔵庫は、従来の保存の機能のほか、ユーザーの健康状況のモニタリング機能も備えている。スマート冷蔵庫の前に立つと、体重指数などの各データが10秒もしないうちにディスプレイに表示される。冷蔵庫は、ユーザーの健康状况に応じて食べ物のリストを推薦し、食材の調理の温度や時間などの指標をオーブンやフライパンなどの調理用具に伝えることができる。退職生活を送るある夫婦は、スマート生活館の体験後、完全に想像を超えたものだったと語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月9日