専門家が読み解く第19回党大会報告の10大キーワード

専門家が読み解く第19回党大会報告の10大キーワード。現段階において、われわれの生産力の発展は相当な水準に達している。新時代に入った後、中国の特色ある社会主義はすでに発展の段階を完成し、その後の方向への邁進を始める。この新たな判断を、将来の発展の実践においてどのように体現していくのか…

タグ:報告 党大会 物質文明 小康社会

発信時間:2017-10-23 13:56:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

(8)土地請負

【第19回党大会報告における内容】農村基本経営制度を強固にしつつ充実させ、農村土地制度の改革を深化させ、請負地の所有権・請負権・経営権の分離に関する制度を充実させる。土地請負関係の長期的安定を保ち、第2期の土地請負契約の終了後にさらに30年延長させる。

【汪玉凱・国家情報化専門家諮問委員会委員、国家行政学院教授】第2期土地請負が期限を迎えた後、さらに30年延長されたことで、農民はさらに安堵することとなった。土地請負制度は農民が関心を寄せる重要な問題であり、非常に広範な影響を与えることになる。この決定を受けて、中国の農村土地改革をめぐり新たな政策が打ち出され、政策的つながりを確保する。一連の新たな政策は、農民の土地権益をさらに保障していく。

(9)全面的な法に基づく国家統治指導チーム

【第19回党大会報告における内容】全面的な法に基づく国家統治は国家統治の徹底的な革命であるため、法治の励行を堅持し、科学的な立法、厳格な法執行、公正な司法、全人民による法律遵守を推し進めなければならない。中央全面依法治国指導グループを設置し、法治中国の建設に対する統一的指導を強化する。

【汪玉凱・国家情報化専門家諮問委員会委員、国家行政学院教授】第18期中央委員会第4回全体会議(四中全会)が法に基づく国家統治の全面的推進という全体目標と重大任務を打ち出して以降、法に基づく国家統治は鍵を握る一歩を踏み出した。「法治国家」、「法治政府」、「法治社会」、「憲法に基づく執政」、「法に基づく執政」を打ち出したことは、中国の法に基づく国家統治の目標がすでに非常に明確であることを示している。明確な目標を得たが、いかに実行するかは依然突出した問題であり、民衆が注目する問題でもある。法治国家と法治社会の建設は、法律の条文があるだけでは不十分であり、全面的な法に基づく国家統治指導チームを設立して、全面的な法に基づく国家統治を確実に実行する必要もある。私は指導チームの設立が、全面的な法に基づく国家統治にとって最大の組織的保障であると考える。

(10)青春の夢

【第19回党大会報告における内容】青年が栄えれば国も栄え、青年が強くなれば国も強くなる。青年の世代が理想をもち、能力を磨き、責任を担えば、国には前途が開け、民族には希望が生まれる。中国の夢は、過去の夢、現在の夢であり、未来の夢でもある。つまりわれわれの世代の夢であり、何より青年の世代の夢なのだ。

【李偉・中央団校<中国青年政治学院>中国マルクス主義学院執行院長】青年は最も活気があり、活力があり、創造精神をもつ存在だ。中国の特色ある社会主義の新時代において、青春の夢を花開かせる。青年はまず心の拠り所を築く必要があり、初心を忘れず、党と共に歩み、理想と信念を堅固に確立し、常に4つの自信を揺るぎないものにする必要がある。志を高く持ち、地に足をつけ、学ぶことを主な任務とし、夢の確立を学ぶことから始め、事業は才能を完成させるという考えに基づく必要がある。時代の与える重責を担い、苦労をいとわず、よく実践し、開拓に長じ、進んで先駆けとなり、「奮闘の青春」を成就する必要がある。(編集NA)

「人民網日本語版」2017年10月23日 


1  2  3  


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで