同紙は、「習近平総書記は中国を責任ある大国として作り上げることに成功した。ダボス会議でグローバル化の推進者として、地球温暖化対策パリ協定の支持者として――」と報じた。
中国人民大学の時殷弘教授は、「米国が『自由貿易と気候変動対策に対するネガティブな態度』を示しているため、中国は国際舞台で一段とポジティブな役割を演じることになった。中国はいま、より多くの『財力と人的資源』、より遠大な志を抱くようになった」と語る。
このほか、香港のサウスチャイナ・モーニング・ポストによると、中国はイラン核協議とパリ気候協定という近年世界で最も重要とされる2つの協定締結に重要な役割を果たした。それらは一里塚的な協定で、習近平総書記が第19回党大会報告で提起した「責任」が反映された。習総書記は報告で、「中国は終始一貫して、世界平和の建設者、グローバル発展の貢献者、国際秩序の擁護者を目指す」と約束した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月26日