AP通信によると、ホワイトハウスのサンダース報道官は4日の記者会見で、米朝首脳会談が現地時間12日午前9時にシンガポールで開催されると発表した。
サンダース氏は「米朝首脳会談の準備作業は現在も進行中だ。米朝交渉代表は南北国境地帯の非軍事区・板門店で会談し、米朝首脳会談に向けた最終準備を進めている」と表明した。
米国のトランプ大統領と朝鮮の指導者の金正恩氏が、6月12日にシンガポールで開く米朝首脳会談まで残すところ1週間となった。首脳会談の準備作業が最終段階に入っている。
米朝代表団は首脳会談を予定通り開催するため、板門店やシンガポールで日程や議題の調整をしている。米国のポンペオ国務長官も先月30日にニューヨークで、朝鮮労働党副委員長兼統一戦線部長の金英哲氏とハイレベル会談を開き、米朝首脳会談について協議した。
ロイター通信の4日の報道によると、シンガポール政府は同日、10−14日までの首脳会談期間中、市街地を「重要活動エリア」に指定すると発表した。シンガポール政府はウェブサイトに掲載した声明で、朝鮮と米国が10−14日の5日間に、オープニングセレモニーやイベントを含む一連の会議を開くとした。警察当局は個人と所持品のより厳しい安全検査を行い、放送・遠隔操作に関連するすべての物品の所持を禁じる。
情報によると、滞在先のホテルは数軒に絞られているが、最終的な会談場所は未定のままだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年6月5日