中国船舶重工集団の胡問鳴董事長は19日、中国初の国産空母がこのほど初の海上試験に成功したと発表した。同空母は5月13日に遼寧省大連造船所を出発し、初の海上試験に向かった。主に船舶動力システムの信頼性と安定性を集中的に検証した。「人民網英文版」が20日、伝えた。
国産空母の建造と海上試験の進捗は予定を上回るペースで、すべての試験が終了してから中国海軍に交付される。専門家は、年末までの交付を予想している。
胡氏によると、同社は新型設備の製造と新技術の応用で重大な進展を実現しており、すべての重要プロジェクトの品質が保証されており、各種研究開発活動が秩序正しく推進されているという。
初の国産空母は遼寧艦に続く中国2隻目の空母で、2013年に着工し、今年5月13日に初の試験航行を開始した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年6月20日