白書によると、国家主権と安全、発展の利益を断固として守ることが新時代の中国国防の根本的な目標であり、永遠に覇権を唱えず、永遠に拡張せず、永遠に勢力範囲を求めないことを堅持することが新時代の中国国防の明らかな特徴だとしている。さらに、新時代の軍事戦略方針を貫徹・実行することは新時代の中国国防の戦略的指針であり、中国の特色ある軍強化の道を堅持することは新時代の中国国防の発展ルートであり、人類運命共同体の構築に奉仕することは新時代の中国国防の世界的意義だとした。
軍事科学院戦争研究院研究員の曹延中氏は、「白書は新時代の中国の防御性国防政策を全面的に説明し、初めて中国国防政策体系を確立・形成し、世界に向けて中国国防と軍隊建設の戦略的方向性、基本原則、世界的意義をはっきりと示しており、国際社会が中国の軍事力発展を理解し、いわゆる『中国脅威論』をなくすことに役立つ。この点が新版国防白書最大の注目ポイントだ」と語った。(編集AK)
「人民網日本語版」2019年7月24日