韓米の「みかじめ料」、交渉決裂に

韓米の「みかじめ料」、交渉決裂に。双方の立場に深刻な食い違いがあることから、第11回韓米防衛費分担金協定(SMA)締結のための第3次会議は19日、物別れに終わった…

タグ:SMA 提案 韓国 在韓米軍

発信時間:2019-11-20 14:34:58 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 双方の立場に深刻な食い違いがあることから、第11回韓米防衛費分担金協定(SMA)締結のための第3次会議は19日、物別れに終わった。韓国の3政党の代表者が20日に訪米し、党の利益を超えた「値切り」の旅を行う。


 韓国・聯合ニュースの19日の報道によると、韓国側の首席交渉代表、防衛費分担金交渉大使の鄭恩甫は同日、米国側の首席代表のデハート氏と非公式会談を行った。ところが双方が意見の食い違いを解消できなかったことから、午後5時に終了を予定していた会議は1時間余りで解散となった。


 交渉終了後、韓米双方の代表者が各自記者会見を開き、交渉結果を伝えた上で、相手国に責任を押し付けた。デハート氏は、韓国側の提案は米国側の「公平で合理的な分担」の要求に合致しておらず、韓国側が双方の受け入れられる新たなプランを打ち出した後に両国の交渉を再開したいと表明した。19日付シンガポール華字紙・聯合早報によると、エスパー米国防長官は同日、韓国が在韓米軍により多くの費用を提供でき、また提供すべきであると信じていると述べた。双方が合意に達しなかった場合米軍は撤退するかという質問に対して、エスパー氏は米国側の行動に関する言及を避けたが、国務省が本件について検討中と述べた。


 鄭氏は、米国側の全体的な提案と韓国側の原則的な立場の間に相当な開きがあり、かつ交渉が事前に切り上げられたのも米国側が先に席を立ったからだと述べた。韓米の食い違いが、米国による「ふっかけ」、あるいは新たに設定される徴収項目にあるかという質問に対しては、双方は不可分でいずれも議論の焦点だと回答した。鄭氏はまた、双方は在韓米軍の撤退もしくは人員削減などの問題について議論したことがないと述べた。


 聯合ニュースによると、与党の共に民主党、野党の自由韓国党、正しい未来党の代表者が水曜日にワシントンを訪問し、米議会及び政府高官と会談する。在韓米軍経費の韓国側の負担拡大について過度な要求を出さないよう働きかける。彼らは24日午後に韓国に帰国する。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2019年11月20 日

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで