学者:中国の努力と責任感、国際社会の手本に

学者:中国の努力と責任感、国際社会の手本に。新型コロナウイルスの感染拡大は世界が注目を集める公衆衛生事件となった。発生後、突発的事態に対する中国の努力は国際社会の要請を大きく上回るものだった…

タグ:新型 コロナ ウイルス 感染症 対策

発信時間:2020-02-12 15:05:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 国の最高指導者らが自ら指揮を執り、効率的に人員が動員され、感染症予防が行われている。中国は全力でこの危機に立ち向かっている。こうした態度と努力は感染拡大の速度を緩めるのに有効で、ワクチン開発の時間を稼ぐことができる。

具体的には、断固たる感染症予防対策を実施し、感染症の拡大を阻止すること。中国の一連の感染症予防・抑制対策としては、マスクの着用を呼びかけ、政府は指定病院を素早く確定、感染地域に病院を建て、地元公安や居民委員会などを効率的に活用するなど、いずれも各国が感染症対策として学ぶに値する。


 国際社会に対する責任ある態度。現在中国はウイルスを分離、遺伝子のシークエンシングを行い、それをWHOと各国に素早くシェアしたことは賞賛に値する。こうした透明で開かれた情報開示と新型ウイルスの遺伝子コードのシェアによって各国の関連機関は第一線の状況を掌握し、素早くスクリーニング検査を行い、ワクチンの開発に取り組むことができる。

これらは突発的事態対応の国際的な要請を大きく上回るものだった。これまでの世界の公衆衛生上の感染症対策を振り返ってもなかったことだ。WHOが中国の感染症予防・抑制に自信を持っているのもそのためだ。


 当面の急務は各国の協力だ。他人の災難を見て喜んだり、偏見を持ったり、差別することは感染症を拡大させるだけだ。いま最も必要なのは、各国が協力して感染症に立ち向かうことだ。中国は各国の理解と支持、医療物資の援助が必要だ。一方、他に感染症の影響を受けている国、特に医療レベルの低い国は中国のサポートと協力が必要でもある。


 一部の国が感染症の蔓延を恐れて緊縮政策を講じているのも理解できる。しかし実際の状況をみると、感染症パニックの風潮はおそらく実際の需要をすでに上回っている。一部の国はすべての中国人の入国を禁止する政策を打ち出したが、これは感染症の問題解決に無意味なだけでなく、感染者の追跡をより難しくし、逆効果になる可能性がある。

 

 今後、世界各地で深刻な感染症のアウトブレイクが度々発生する可能性が高い。中国の感染症への対策や努力は、感染症の拡大をなんとしても阻止するという責任感の表れであり、それが一つの重要な前例となり、将来的には手本にもなるだろう。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年2月12日

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