中国の国務院新聞弁公室(国新弁)は5日(木)午前10時に記者会見を開いた。中国外交部の馬朝旭副部長、中央対外連絡部の郭業洲副部長、国家衛生健康委員会の曾益新主任が感染対策の国際協力に関する状況を紹介し、記者からの質問に回答した。
北京青年報記者からの「馬氏の先ほどの紹介によると、すでに在外中国公民が1300人以上帰国しているという。他にも多くの中国人が仕事、観光、親戚訪問などの理由により、感染症が流行している国や地域に滞在しているが、中国政府は感染症の発生後、彼らの安全と健康を守るどのような措置を講じているか」という質問に対して、馬氏は次のように回答した。
感染症の発生後、我々は国内で対策に全力を注ぐと同時に、海外の中国同胞を常に忘れていない。海外の中国公民の感染症による困難と問題についてはいずれも重視している。感染症の発生後、外交部、民間航空、商務、税関、移民、教育、衛生などの各部門が協力している。我々はさらにすべての在外公館に対して、党中央及び国務院の方針を真剣に貫徹し、速やかに行動することで、在外中国公民の安全・健康・権益を全力で守るよう指導した。