我々の重要な取り組みは、在外中国公民の安全防護の全力支援だ。我々の在外公館は現地の中国系機関、華僑コミュニティ、留学生団体と積極的に緊密な連絡を維持している。在外公館は感染対策において、在外中国公民の感染対策を重視し、各種形式及び手段により中国公民に協力している。ウェブサイト、微信、現地メディアなどの各種ルートを通じ状況を理解している。注意を喚起し、講座を開き、パンフレットを作成し、中国公民の防護強化を指導している。
感染確定もしくは感染の疑いのある在外中国公民について、中国公館は直ちに状況を把握し、治療の進展に注目し、すべての必要な協力を提供している。同時に現地の衛生部門及び医療機関に対して、全力で治療を行うよう要請している。実際に海外で感染が確定した一部の中国公民は、現地の治療を受けすでに退院している。その全過程において、中国公館がフォローし、協力を行った。例えばクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で感染が発生し、一部の人が隔離された後、中国駐日本大使館は直ちに入院中の中国籍の患者を慰問し、一部の高齢者に必要な薬品を購入した。医師によると、この病院はクルーズ船の多くの国の患者を収容したが、自国の患者・公民を見舞うため最も早く訪れたのは中国大使館だったと述べた。
我々は外交部世界領事保護・サービス電話(12308)を24時間開通しており、いつでも在外中国公民の困難と需要を聞くことができる。救助を求める各種電話を1日平均1100回受けており、迅速に中国公民からの相談に応じている。在外中国公民に対するサポートは全面的だ。我々は引き続き海外における感染症の発展、中国公民の困難を注視し、直ちに協力を提供する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年3月5日