日本の記者が感染、首相官邸に立ち入り
NZ、豪州が沈静化に向かう
現地時間15日午後9時現在、日本の感染者は467人増加し8640人にのぼった。死者は14人増の計176人。エフエム東京は15日、国会と首相官邸の取材を行っていた同ラジオ局の記者が感染したと発表した。
豪州の15日の感染者は47人で、4日連続で50人を下回った。累計の感染者は6447人、死者は63人。モリソン首相は、現段階では依然として防疫の成果を確実なものにする必要があると述べた。
NZの同日の感染者は6人、感染疑いは14人。累計の感染者は1386人、死者は9人。アーダーン首相は16日、レベル3警報の指導意見を発表する。
東南アジア、防疫措置を強化
アフリカで感染拡大が続く
15日までのマレーシアの感染者は5072人、フィリピンは5453人、シンガポールは3699人、タイは2643人。
東南アジアの各国が防疫措置の強化を続けている。マレーシアの教育部門は、公立小中学校の各種試験を延期もしくは中止することを決定した。ベトナムは首都ハノイ、ホーチミン、その他の10カ所の感染拡大高リスク地域において、コミュニティの隔離を4月22日まで延長すると発表した。タイは民間機の入国禁止を4月30日まで延長する。
またアフリカ各国で感染拡大が続いている。15日までのアラブ首長国連邦の感染者は5365人、モロッコは2024人、エジプトは2505人。注意すべきは、17−20日がエジプトの春香祭などの重要な伝統的祝日であることだ。マドゥーリー首相は、連休中も引き続き各種感染対策を徹底すると表明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月16日