米政府が1月11日からワクチンを開発? 知らぬふりを装う理由とは

米政府が1月11日からワクチンを開発? 知らぬふりを装う理由とは。

タグ:米政府 ワクチン 開発

発信時間:2020-05-18 14:17:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 米国のトランプ大統領は先ほど、米国は1月11日より新型コロナウイルスのワクチンの研究開発を開始していたと自らの口で認めた。その発言後直ちに、「1月11日」という時間に世論が騒然となった。「新華社」が伝えた。


 周知の通り、中国は1月12日、世界保健機関(WHO)に新型コロナウイルスの遺伝子配列情報を提供し、世界に向け予防の警鐘を鳴らした。ところが驚くべきことに、中国がウイルスの遺伝子配列を発見したばかりのころ、米国はすでにそのワクチンの研究開発を開始していたというのだ。これは米国で大流行が発生する3月中旬より2カ月も早い。


 新型コロナの危険性を当初から知っていたならば、米政府はなぜ直ちに備えをせず、米国を世界の「感染の中心地」にしたのだろうかと驚きを禁じ得ない。5月16日現在の米国の感染者は140万人以上、死者は8万人以上にのぼる。最初から情報を把握していた米国がなぜ、自国を感染状況が世界で最も深刻な国にしたのかについて、人々は知る権利を持つ。


 米国は世界で医療技術・条件が最も先進的で発展した国と標榜してきたが、感染症については直ちに効果的な措置を講じ抑制することができなかった。むしろ公然と他国に責任を押し付けている。今年は米国の大統領選の年であるが、さまざまな無責任行為の裏側には、自身の責任から逃れ人々の視線をそらし、選挙に向け駒を手にしようとする米国の一部政治家の細かい計算がある。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年5月18日

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