調査はすべきだが、科学的で公正であるべき

調査はすべきだが、科学的で公正であるべき。

タグ:世界保健総会 発生源

発信時間:2020-05-18 14:40:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 世界保健総会が月曜日、テレビ会議形式で開かれる。新型コロナウイルスの感染対策が唯一の議題だ。「環球時報」が伝えた。


 科学的な方法で発生源を調査することに中国は反対するだろうか。当然ながら反対することはない。これは科学的な感染症との戦いに必要なステップであり、今後の正確な予防・抑制、ワクチン及び特効薬の研究開発を促す。しかし周知の通り、米国が中国の武漢ウイルス研究所に濡れ衣を着せ、発生源がその実験室であると断言したが、科学者はすでに一致してこれに反対している。


 ウイルス発生源の科学調査は実施すべきだが、これはまず世界保健機関(WHO)が主導するべきで、いかなる国や地域もこれを主導すべきではない。次に、調査は科学的かつ公平であるべきだ。中国の感染症と関連する要素が調査範囲に入る可能性があるほか、米国など各国の関連要素も同じく調査範囲に入るべきだ。米国ではより早い感染者が出続けており、トランプ大統領は米国が1月11日の段階でワクチン開発を開始していたと述べた。さらに米国の昨年冬のインフルエンザにどれほど多くの新型コロナ感染者が含まれていたかなども、調査で見落とすことのできない手がかりになるべきだ。


 世界の圧倒的多数の国の目は曇っておらず、世界保健総会で採択される提案は米政府の一方的なものになるはずがない。ウイルスがどこから人類社会に攻め込んのだか、一箇所からだったのか、もしくは複数箇所からの突破だったのかにせよ、この挑戦は全世界のものだ。米国がこの調査を政治利用し、新たな紛争をこしらえようとしているが、国際社会は共に警戒し拒否するべきだ。



「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年5月18日

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