国民生活を着実に保障・改善
国民生活の着実な保障と改善により、一般人の幸福感と充足感が昨年向上した。
脱貧困攻略戦について、昨年の農村部貧困人口削減の目標は1000万人以上だったが、実際には1109万人にのぼった。農村道路新設・改築距離の目標は20万キロだったが、実際には29万キロにのぼった。また2年間で6000万人の農村人口の給水保障を強化するという問題について、1年の農村飲用水安全基礎固めプロジェクトの投資額は計553億7000万元にのぼり、5480万人の農村人口の給水保障水準を高めた。
また教育・訓練について、政府は昨年、失業保険基金の繰越金の中から1138億元の資金を集め、補助的職業技能訓練を延べ1877万1000人分行った。国家財政性教育経費の対GDP比は4%以上をキープし、中央財政教育支出は1兆1056億元にのぼった。高等職業学院・学校は通年で116万4500人を募集した。
社会保障分野において、昨年の医療保険加入者の1人平均財政補助基準が昨年30元引き上げられた。うち15元は大病保険に充てられ、大病保険の給付基準が引き下げられ、統一された。自己負担は5割から4割に削減。いずれも目標を達成した。
インターネットの通信料金の引き下げも、大きな国民生活のボーナスだ。全国モバイルネットワーク平均通信料金は昨年、前年より41%低下した。「さらに20%以上引き下げ」という下げ幅を大きく上回った。
専門家は、国民生活の取り組みは発展の取り組みでもあると指摘した。より高い水準で保育、教育、所得、医療、介護、住宅、弱者保護を実現し、人々の美しい生活への憧れに絶えず応じることで、経済成長の恒久的な原動力を手にすることができる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年5月20日