「香港は米国の制裁を恐れるか」
「恐れない」
香港特区政府財政司の陳茂波司長は、新華社の独占インタビューに歯切れよく回答し、次のように述べた。
香港の国家安全立法は、香港の安全で安定的なビジネス環境を取り戻すためで、香港が長期的な取り組みで手にした国際的な地位を固める。香港は対応策を立て十分に準備を整えており、米国からの制裁に対応する自信を持っている。香港は将来的に国の改革開放深化が引き出す発展の原動力により、引き続き自身の制度と優位性を保ち、変化の激しい国際情勢の中で前進を維持する。
長期安定:国家安全立法は香港のビジネス環境を改善
香港の国家安全立法は社会の回復と安定のためで、安全なビジネス・投資環境を取り戻す。香港の長所を弱めることはなく、むしろいっそう堅固にする。
一国二制度と基本法の保障を受け、香港は依然として資金・人材・貨物・情報が自由に出入りする都市だ。香港の長所は依然として存在し、立法の影響を受けない。
昨年下半期に始まる条例改正に伴う動乱、暴力・衝撃により、香港社会が混乱し不安に陥っているが、陳氏は次のように述べた。
ビジネス界と金融界は、香港社会の安定への懸念を示した。香港の国家安全立法の関連決定が可決されると、ビジネス界と金融界は全面的に前向きに捉え、香港の安全・安定回復を促すと判断した。
我々は香港が反中勢力の拠点になり、国家安全に支障をきたすことを絶対に望まない。そのためこの不備を補うのは非常に素晴らしい。香港の国家安全立法は一国二制度を穏やかに遠くまで進ませる。香港の長期安定にとって非常に必要だ。