強い後ろ盾:国家発展の原動力が香港の前進を支える
祖国復帰から23年に渡り、香港は祖国に寄りかかり、各種リスク・挑戦に対応した。大陸部と共に発展・繁栄した。香港の祖国復帰後の長期的な発展を見守った陳氏は心から感嘆した。「国は改革開放の深化を続け、経済発展の新たな動力を引き出し、香港の長期繁栄・安定に最も確かな支援と原動力を提供できる」
陳氏は未来を見据え、概念株の米国から香港への回帰について触れた際に、これは香港資本市場に新たな空気をもたらし、香港の国際金融センターとしての地位を固めると判断した。さらに大陸部は経済発展が穏健で、多くの急成長するイノベーション企業及びその他の企業が世界からの資金調達を必要としている。将来的には香港の資金調達プラットフォームをさらに優先的に考慮するという。
陳氏は「香港は空間が限られており、力強い実体経済の支えが必要だ。国は世界2位の経済体であり、我々の発展に持続的な原動力を提供した」と述べた。
「粤港澳大湾区発展計画綱要」が昨年2月18日に正式発表された。1年以上に渡り、面積5万6000平方キロメートル、人口約7000万人、経済規模10兆元以上の大湾区という熱地において、香港と大湾区の各都市の融合が加速し、発展の新たな構造を生み出した。大陸部4部門は先ほど、大湾区の金融発展を支援する30件の意見を発表した。香港が強みを持つ金融業をさらにサポートする。
陳氏は粤港澳大湾区の発展がいかに香港の発展空間を拡大するかについて、次のように列挙した。(1)香港の金融サービス業がより幅広い舞台を手にする。(2)香港及び大湾区内の大陸部の都市が相互補完、イノベーションをめぐる協力強化の得難いチャンスを手にした。香港が国際的なイノベーションセンターに成長すると有望視されている。(3)大陸部の巨大な市場が香港の若者により大きな事業発展空間を生み出した。
陳氏は、国の発展は香港が変化の激しい国際情勢の中で引き続き前進するための力強い後ろ盾であると述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年6月4日