各国と手を携え感染症と戦う
白書は「中国は人類運命共同体の理念を終始貫き、大国の責任を果たし、他国と肩を並べて戦い、共に苦しい局面を克服した」と指摘した。専門家はこれを高く評価した。
リンス氏は「中国は自国の感染を抑制すると同時に、国際社会に人道支援を行い、感染対策物資を積極的に生産し他国を支援した。世界の多くの国、特にラテンアメリカの感染状況はまだ深刻だ。そのため我々は今回の感染において、世界がより効果的な公衆衛生体制を構築する必要性を目にした」と述べた。
李氏は「白書は人類衛生健康共同体の共同構築を強調した。中国が積極的に国際交流・協力を展開し、国際社会が団結・協力し共に感染対策を行ったが、これは世界の力を集め感染症に立ち向かう上で極めて重要だと指摘した。ウイルスに国境はない。新型コロナウイルスは感染性が強く、致死率も高い。この新たな病原体に関しては、国際交流と協力を強化することが特に重要だ」と述べ、次のように続けた。
「新型コロナウイルスは長期的に存在する可能性が高い。治療薬とワクチンの研究開発及び普及について、各国の政府・民間・科学研究団体間の力を合わせた協力が必要だ」
ブルーノ氏は「中国は世界と感染対策の経験を共有し、かつ多くの国に大量の感染対策物資を提供した。世界の感染対策行動で欠かせない力を発揮した。感染症を受け、世界各国の団結が極めて重要になっている。各国は中国の呼びかけに応じ、団結と協力を強化するべきだ。これは人類がこの疾病に打ち勝つための唯一の手段だ」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年6月9日