習近平氏は革命の家庭で成長し、父の習仲勲氏から大きな影響を受けました。2001年、当時福建省長を務めていた習近平氏は父に寄せた誕生日を祝う書簡の中で、「父から受け継ぎたい貴重で崇高な品性がとても多い」と心をこめて述べました。
習近平氏と父の習仲勲氏には同じことを重視する物語があり、それは父の愛と責任の伝承を示しています。
1978年8月、習仲勲氏(左3人目)が広東省恵陽の農村を視察した際、当時、清華大学に在籍していた習近平氏(左1人目)も夏休みを利用して同行した。(出典:『習仲勲画伝』)
福建省福州市は林則徐氏の故郷で、林則徐旧居、出身地、記念館など一連の遺跡があります。歴史的な理由から1980年代後半から1990年代初頭にかけて、修繕不足、損壊などの問題が発生しました。1990年、全国人民代表大会常務委員会副委員長を務めた習仲勲氏は遺跡の保護について重要な指示を出し、1991年、福州市共産党委員会書記を担当していた習近平氏は、「林則徐旧居の修繕や墓地の開放を着実にするべきである」と指示を出しました。その後も数回の修繕などについて検討しました。1995年6月3日、林則徐の銅像が福州の白湖亭で除幕を迎えました。