どのような危機対応であっても、「人最優先」「命最優先」が必要
ロシア下院教育委員会のニコノフ委員長は、今年のこの世紀の感染症は、人類の価値観を巡る物議を醸したと指摘した。
各国は歴史、文化、経済・社会の発展水準が異なる。感染症との戦いでさまざまな要素を考慮し、異なる危機対応をすることになる。しかし命は何よりも重い。命を守ることは人類が求める共通の価値であるべきで、人類文明が果たすべき義務でもある。生きる権利、健康権は重要な人権であり、各国の感染症との戦いの根本的な立脚点になるべきで、挑戦に直面した各国が最も重視すべきことでもある。
ところが十分な科学の根拠がないにも関わらず「集団免疫」を唱え、感染のピークに経済活動を再開し、施設内の高齢者を顧みず、治療費を払えない貧困者を門外に拒み、感染拡大のリスクを顧みず選挙活動を展開している国がある。これら一部の国は感染症の試練を迎えながら、政治の利益を最優先し、資本の利益を優先する道を歩んでいる。
その一方、中国を含む多くの国が心を一つにし、家と国を思い、貢献の精神により感染症狙撃戦に参加している。白衣の戦士が流れに逆らい海外に向かい、一致団結と助け合いの精神により他国の患者の治療に協力している。
「人最優先、命最優先で、人々の命の安全と体の健康を守るためすべてを犠牲にできる」中国の感染症と戦う価値観は、ヒューマニズムの輝きを放っている。
パキスタンの学者は「中国の感染対策は迅速で、効果的で、透明性が高く、責任感あふれる。国際社会はその多くを参考にできるが、最も重要な点は人々の命の安全と体の健康を終始最優先していることだ」と述べた。