中国台湾地区のWHO活動参加は一つの中国原則を遵守すべき=外交部

中国台湾地区のWHO活動参加は一つの中国原則を遵守すべき=外交部。

タグ:WHO活動

発信時間:2021-05-22 17:00:43 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 台湾当局が第74回世界保健総会(WHA)に招かれていないことを受けて、外交部の趙立堅報道官は21日の定例記者会見で、国家の主権と領土保全を守りながら、国連総会およびWHAの関連決議の厳粛性と権威性を維持するため、中国側が中国台湾地区の今年のWHAへの参加に同意できないことを説明しました。


 第74回世界保健総会は5月24日から6月1日にかけて開かれます。台湾当局は世界保健機関(WHO)からの招待状を受けていません。


 この日の記者会見で、趙報道官は「中国台湾地区が国際組織やWHOの関連活動に参加する際、一つの中国の原則に基づくことが必須条件である。国連総会第2758号決議とWHA第25.1決議はこの根本的な原則を承認している」と述べ、「2016年以前、海峡両岸が一つの中国の原則を遵守した上で、中国側が中国台湾地区の世界保健事務への参加に特別な手配を行った。しかし民進党が執政して以来、政治的な企てが台湾地区住民の福祉を凌ぎ、『台湾独立』という分裂的な立場を頑なに堅持し、一つの中国の原則を具現化する『九・二コンセンサス』を承認せず、台湾地区がWHAへ参加する政治的基礎の崩壊を招いた」と示しました。


 趙報道官によりますと、中国中央政府は台湾同胞の福祉と健康を非常に重視しており、一つの中国の原則の前提の下で、台湾地区の世界保健事務への参加に適切な手配を行っています。新型コロナウイルス感染症の感染拡大が発生して以降、中央政府は台湾地区に感染情報を260回以上も通達し、台湾地区の衛生専門家をWHOの技術活動に16回にわたって参加させたということです。さらに、台湾地区は常にWHO事務局からの感染情報を受けていて、所謂「国際防疫システムの割れ目」という言い方に対して、趙報道官は「全くでたらめな話だ」と訴えました。


 「中国国際放送局日本語版」2021年5月22日


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