欧州議会が20日の本会議で、欧州連合(EU)が中国と昨年末に基本合意した投資協定の承認手続きを「凍結」する決議を採択したことを受けて、外交部の趙立堅報道官は21日の定例記者会見で、理性的に判断し、自らの利益に合う正しい決定をするようEU側に呼びかけました。
趙報道官は、「EU側は中国側の厳正なる立場と強い反対を顧みず、デマと虚偽の情報に左右されて、事実にかなわない一方的な制裁という間違った決定を下し、中国の内政を乱暴に干渉しながら、国際法と国際関係の基本準則に公然と背き、中国とEUの関係を深刻に損なった。EU側による理屈のない独断的制裁は、双方の関係発展に深刻な問題をもたらしている」と訴え、EU側に真剣な反省を求めました。
「中国国際放送局日本語版」2021年5月22日