中国外交部(外務省)の汪文斌報道官は2日の定例記者会見で、「ジェノサイド(民族大量虐殺)」、「強制労働」など新疆に関するデマに再び言及した際、「デマはたとえ一時騒ぎ立てることができても、最後には破綻する結末になるだけだ」と述べた。
汪報道官は「『強制労働』も『強制不妊手術』も、『ジェノサイド』も『大規模な性的暴行』も反中勢力のでっち上げたデマであることは事実が証明している。こうしたデマの背後にはいかなる事実の根拠もなく、少数のえせ学者やお粗末な役者が稚拙なパフォーマンスをしているだけだ。いかなる厳粛な討論もなく、偏見に満ちた感情的発散があるだけだ。新疆の人々の人権に対するいかなる尊重もなく、新疆の安定を損ない、中国の発展を抑え込む政治工作があるだけだ」と指摘。
「デマはたとえ一時騒ぎ立てることができても、最後には破綻する結末になるだけだ。現在、新疆を含む中国の発展はどんどん良くなっており、新疆に関する嘘やデマを暴く客観的で理性的な声が世界各地で高まっている。新疆の扉は常に開け放たれている。我々は偏見を抱かない各国・各界の人々が新疆を訪れ、生き生きとした物語の一つ一つを感じ取り、真の新疆を伝えることを歓迎する」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年6月3日