米国疾病予防管理センター(CDC)は2019年7月、米軍のBSL-4施設であるフォート・デトリック基地の緊急閉鎖を指示し、その「高病原性病原体の研究活動」を中止させた。ほぼ同じ時期に、基地から車で1時間の距離にある定年退職者向けの団地で、原因不明の呼吸器疾患が流行した。全米の各州で、新型コロナウイルス感染症と極めて似通った「電子タバコ肺炎」の患者が数千人報告された。フォート・デトリック基地と、不明の疾患や「電子タバコ肺炎」の間にはどのような関係があるのだろうか。なぜCDCは現在も「国家安全」を口実に基地閉鎖の原因を曖昧にし、公表を拒んでいるのだろうか。その裏側にはどのような人に告げられない秘密があるのだろうか。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年7月27日