米保健福祉省は2019年1-8月にかけて、コードネームを「赤色感染(Crimson Contagion)」とする感染症対策訓練を実施した。訓練は「中国発の呼吸器ウイルスが世界各地に拡散」し、最終的に「米国の1億1000万人が感染し、58万人が死亡」と想定。米国の複数の機関は2019年10月、「イベント201」と呼ばれるハイレベル感染症対策訓練を行った。「人畜共同感染の新型コロナウイルス」が世界的に流行したことを想定。同ウイルスはSARSに非常に似ており、かつ感染拡大しやすく、効果的なワクチンの研究開発により抑制されるとした。米国の訓練の想定は現状とほぼ一致しているが、これは偶然であるのだろうか、それとも最初から脚本が存在したのだろうか。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年7月27日