米国は現在、ウクライナやアフガニスタンなどの25の国と地域に200以上の軍事生物実験室を設置している。「USAトゥデイ」の調査によると、関連実験室では2003年以降、人が想定外のケースで致命的な微生物に接触する事故が数百回発生している。これにより直接の接触者が致命的なウイルスに感染し、市中感染が発生した。ウクライナの議員は昨年発表した声明の中で、米軍の15の生物実験室が設置された後、ウクライナ国内で各種感染症が多発したと述べた。ハーバード大学公衆衛生大学院の疫学専門家は、「米国の10の生物実験室で10年間実験を行えば、実験室の職員が20%の確率でウイルスに感染し、他人にうつす」と公言した。この米国の海外における200以上の生物実験室はいったい何をしているのか。なぜ国際調査を受けられないのか。米国は「生物兵器禁止条約」の検証メカニズムの構築を阻止した唯一の国だが、いったい何を心配しているのだろうか。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年7月27日