モルディブのジャーナリストであるハムダン・サジル氏は8日、サイト「モルディブ・ニュース」に『新型コロナウイルス流行:米国のウイルス発生源調査での政治化を暴露」という見出しの記事を掲載し、米国が科学的事実からそれ、ウイルス発生源調査を政治化していることを批評した。以下は記事の主要内容。
大多数の国が協力し、ウイルス発生源を透明かつ科学的に調査するよう呼びかけているが、米国は頑固な立場をとっている。
米国はウイルス発生源調査を過剰に政治化し、米国でアジア系に対する怨恨犯罪が増えている。ある研究によると、米国が新型コロナウイルスは中国で発生したと主張し続けていることにより、アジア系に対する怨恨犯罪はコロナ流行後に169%以上増加した。
記事はロイター通信のスペインとイタリアの科学者の関連研究による報道、および米国赤十字社の研究報告を例に挙げ、「信頼でき信ぴょう性のある出所から新型コロナウイルス発生源を公正に調査すれば、我々は新型コロナウイルスが世界で拡散した時期は中国武漢が最初の症例を報告した時期よりかなり早いことがわかる」と論じた。
米国のウイルス発生源調査を政治化し科学的事実をそれる行為は、完全に道徳を欠いた「責任転嫁」であり、自国民の命を守れず、感染症も抑制できない責任逃れである。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年8月10日