最近、少なからぬ国の政府やオリンピック委員会が北京冬季五輪への期待と支持を表明しており、外国の在中国大使館の中には北京冬季五輪をテーマにしたイベントを開催したところもある。これについて、中国外交部(外務省)の汪文斌報道官は1日の定例記者会見で、「中国はすでに、スリム化した、安全で素晴らしい大会を世界に捧げる準備ができている。共に各国の冬季五輪選手を応援し、未来へ向かおう」と述べた。
汪報道官は「北京冬季五輪の準備作業は、国際社会の大きな注目と幅広い支持を得ている。G20ローマ・サミットの首脳宣言では、世界中のアスリートにとって重要な競技の機会であり、人類の力強さの象徴だとして、北京冬季オリンピック・パラリンピック競技大会への期待が表明された」と指摘。
「最近、中国は各国の人々と共に、冬季五輪の聖火の北京到着、北京冬季五輪100日カウントダウン、冬季オリンピック・パラリンピックの表彰メダルやユニフォームの発表など、重要な瞬間を迎えた。現在、冬季オリンピック・パラリンピックのテストイベントが、3つの競技ゾーンである北京、延慶、張家口で行われている。先日には、北京冬季オリンピック・パラリンピックの開会式・閉会式の会場となる国家スタジアム『鳥の巣』の改修工事が正式に完了した。これにより、北京市の冬季五輪施設と関連インフラの建設が全面的に完了した」と述べた。
汪報道官はさらに、「北京冬季五輪モードの訪れとともに、世界各国の人々のオリンピックへの情熱と夢に再び火が点されている。中国はすでに、スリム化した、安全で素晴らしい大会を世界に捧げる準備ができている。共に各国の冬季五輪選手を応援し、未来へ向かおう」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年11月2日