米国務次官、「ウクライナに生物研究施設ある」と認める

中国網日本語版  |  2022-03-16

米国務次官、「ウクライナに生物研究施設ある」と認める。

タグ:ウクライナ

発信時間:2022-03-16 10:38:49 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 米国で8日に開かれた国会上院の公聴会で、ビクトリア・ヌーランド国務次官はウクライナが化学兵器または生物兵器を保有しているかを尋ねられ、「ウクライナに生物研究施設がある」と答えた。


 ロシア外務省のマリア・ザハロワ情報局長は8日に声明を出し、ウクライナの生物実験室の職員から得た書類によると、ロシアが特別軍事行動を起こした2月24日、それらの実験室は疫病、炭疽、野兎病、コレラなどの致死性疾病の病原体を「緊急廃棄」したと明かした。


 ロシアのイゴール・コナシェンコフ報道官は6日、ロシア三防(核、化学、生物兵器襲撃防護)部隊の専門家はそれらの書類を分析したと発表した。コナシェンコフ報道官によると、危険な病原体の緊急廃棄はウクライナ保健省からの指示で、ウクライナと米国が『生物兵器禁止条約』に違反した事実を隠すことが狙い。


 米国が公表したデータによると、米国はウクライナに26カ所の生物実験室を有し、米国防省は絶対支配権を握っている。ウクライナにある全ての危険ウイルスはこれらの実験室に保管する必要があり、研究活動は米国側が主導し、米国の許可なく情報を公開することはできない。


 米国のウクライナでの生物軍事活動は氷山の一角にすぎない。ペンタゴンは「生物安全リスクの共同削減」や「世界公共衛生の強化」などを名目に、世界30カ国に336カ所の生物実験室を管理している。しかも、米国は20年以上にわたり『生物兵器禁止条約』検査メカニズムの構築を単独で妨害し、国内外の生物施設の検査を拒んでいる。


   「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年3月13日


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