王毅国務委員兼外交部長(外相)は17日、上海協力機構 (SCO)の張明事務局長と北京で会談した。新華社が伝えた。
王部長は張事務局長の着任に祝意を表明。「ウクライナ危機のもたらす多くの影響を前に、SCOは地域だけでなく世界の安全と安定の維持において、さらに積極的な役割を果たすべきだ。第1に、『上海精神』を大いに発揚する。第2に、共通、総合、協調的、持続可能な安全保障という考えを積極的に実践する。第3に、冷戦思考を再び持ち出し、陣営対立を作り出すことに断固として反対する。第4に、不法な一方的制裁に断固として反対し、国連憲章の趣旨と原則を尊重し、国際的公正・正義を守る。中国はこれまでと同様に事務局長と事務局の取り組みを支持していく」とした。
張事務局長は「SCOはウクライナ情勢を非常に注視しており、早期の平和回復、安全の享受、そして世界の長期的な平和と安定の実現を望んでいる」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年3月18日